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イラストレータ二人が、そのヨーロッパでの旅の様子を紀行文とイラストで綴るイラスト紀行シリーズだ。 |
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以前紹介した『すっごくイタリア』と同じシリーズで同じ作者ですね。 |
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そうだ。相変わらず色々な種類の絵柄と写真で旅の模様をレポートしてくれている。今回の行き先は中欧から東欧の、オーストリア、チェコ、ハンガリー、そして…… |
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そして? |
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ドラキュラの故郷であるルーマニアだ! |
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る、ルーマニア!?
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そうルーマニアだ。
最初の方はウィーンやプラハといった華やかな都市の紹介が続くのだが…… |

ウィーンのカールスプラッツ駅 |
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プラハの聖ヴィート大聖堂 |
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おお!美しい建物の数々!! |
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しかし本の半分ぐらいは、この内容ならば普通の旅行ガイド本ならば軽く触れられるだけで終わるだろうルーマニア、しかもトランシルヴァニア地方の解説に割かれている。ザルツブルクのような有名都市よりも、シギショアラやシビウといったかなりマイナーな街により力が入れられているのだ! |

ルーマニアのトランシルヴァニア地方の図 |
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し、シギ……ショアラ?たしかにあまり聞いたことが無い街ですね。 |
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れっきとした世界遺産ではあるのだがな……まあ、ルーマニアという国自体がヨーロッパのなかでもちょっとマイナーだからな。しかし世界遺産になるだけあって立派な建物があり、それらを作者たちが美しいイラストで描いてくれている。 |
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ウィーンの建物のような華麗さはなくても、年月を経た「味」が感じられる建物ですね。 |
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作者のうちの一人がドラキュラ好きだったために実現した企画だったようだ。そのため、旅先で見たものの解説ばかりでなく、史実のドラキュラについての解説なども載っているぞ。 |
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取り上げられることの珍しい場所なので、そういう地方が好きな人にもたまらないでしょうね。 |
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また単なる場所の紹介だけでなく、「旅の実録」というのがこのシリーズのコンセプトだ。今回も、ニセ警官にダニだらけの列車、洪水、自分の身内のペンションへの客引きをしてくるホテルのフロント(!)など、トラブル満載!それらの顛末が面白おかしく書かれている。 |

プラハでは洪水に遭遇 |
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ニセ警官に…… |
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ニセ警官は店長もドイツに買い付けに行った時に遭遇したのですよね。 |
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うむ。そういう場合の切り抜け方なども乗っていた。まったく、この本を先に読んでいればよかったよ。 |
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個人旅行の参考書としても良さそうですね。 |
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